求む!教員免許の保持者 不足深刻、埼玉県教委がセミナー開催へ

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学校の教室(写真はイメージ)=ゲッティ
学校の教室(写真はイメージ)=ゲッティ

 埼玉県教委は、教職に就いていない教員免許保有者「ペーパーティーチャー」向けのセミナーを開催する。免許は取得したものの教員として働いた経験がなかったり、教員を途中で辞めたりした人らが対象。教職に就いた場合の待遇や勤務形態などを説明して就職につなげ、深刻化する教員不足の解消を図る狙いがある。

 県内では、10月1日時点で病気や出産、育児などで小学校で131人、中学校で49人、高校で6人、県立特別支援学校で41人の教員が欠員となっている。これまでは、登録している臨時的任用教員などを充ててきたが、全国的な教員不足で臨時教員も見つからず、補充できないケースもある。各学校では校内の教員をやり繰りして授業をしたり、教務主任がクラス担任の代わりを務めたりするなどしている。

 県教職員採用課によると、今年度実施の小学校教諭の採用試験では850人の募集に1547人が受験し、倍率は1・8倍と初めて2倍を下回った。これまで臨時教員に登録していた採用試験の不合格者も減り、教員不足に拍車がかかる。

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