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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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ルーツは街クラブ 相馬勇紀の「違いを生む力」 サッカー日本代表

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W杯メンバー選出を受けて記者会見し、地球儀でW杯開催地のカタールを指さす相馬勇紀=愛知県豊田市で2022年11月1日午後4時17分、川瀬慎一朗撮影
W杯メンバー選出を受けて記者会見し、地球儀でW杯開催地のカタールを指さす相馬勇紀=愛知県豊田市で2022年11月1日午後4時17分、川瀬慎一朗撮影

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表で、高校時代の所属クラブがJリーグのユースでも高校の部活動でもない選手が、たった一人いる。相馬勇紀(25)=名古屋グランパス。小中高校と「街クラブ」で育ち、磨き続けた長所が、当落線上から代表へと滑り込ませた。

 「三菱養和のサッカースクールから始まって、早稲田大学であったりグランパスに来てからだったり、いろんな方々のアドバイスが今の自分につながっている」

 11月1日にW杯日本代表に選ばれ、所属先で記者会見した相馬は感謝の言葉を述べた。東京都調布市出身の相馬が真っ先に名前を挙げたのが、多くのプロ選手を生み出している街クラブの名門、地元の三菱養和サッカースクールだった。

 三菱養和には基本プレーの重視と、個性を消さずに長所として際立たせる指導方針がある。身長166センチの相馬は、早生まれということもあり子どものころも小柄だった。周囲との体格差に苦労したが、それを補って余りある爆発的なスピードがあった。

 ただ、武器はスピードを生かしてドリブルで相手を振り切り、シュートを打つシンプルで粗削りなもの。プレーの引き出しを増やすことで持ち味を生かせると考えたコーチの大槻邦雄さん(43)は「勇紀に生きていくすべを何かしらつかんでもらいたかった」と、…

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