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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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なぜ全試合無料? 「赤字覚悟」でアベマが挑むサッカーW杯配信

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W杯カタール大会の決勝戦が行われるルサイル競技場近くで、マスコットキャラクターの「ライーブ」の前で記念写真を撮る人たち=2022年11月13日午後8時36分、宮武祐希撮影
W杯カタール大会の決勝戦が行われるルサイル競技場近くで、マスコットキャラクターの「ライーブ」の前で記念写真を撮る人たち=2022年11月13日午後8時36分、宮武祐希撮影

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で注目されたインターネットテレビ局が「ABEMA(アベマ)」だ。全64試合を無料で生中継。放映権料の高騰で有料中継が珍しくなくなり、関心が高かった日本のW杯最終予選ですら地上波生中継がなくなるケースが生じていた中、無料にこだわったのはなぜか。

 日本がスペインに勝ち、1次リーグ突破を決めた1日(日本時間2日)の視聴者数は過去最多の1700万人超。ドイツに勝利した初戦の11月23日は1000万人超、コスタリカに敗れた同27日には1400万人超と、いずれも当時の過去最多を記録した。

 今大会はNHKが開幕戦、決勝戦を含む21試合を地上波、BSなどで放送し、フジテレビとテレビ朝日が各10試合を地上波で放映する。NHKと民放を合わせる形で全試合が生中継されていた前回2018年ロシア大会から縮小した背景には、放映権料の高騰があるとされる。そうした中で運営会社のアベマTV(東京都渋谷区)は今年3月、全試合の無料生中継を発表し、世間の関心を集めた。

 アベマは、IT大手のサイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して16年4月に開局した。ニュース専門など約20チャンネルで24時間放送をし、動画コンテンツはドラマやバラエティー、アニメ、マージャン、格闘技など幅広く配信する。専用アプリの累計ダウンロード数は8300万を超える。

 サイバーエージェント執行役員で、…

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