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米国のドナルド・トランプ前大統領(76)=共和党=が15日、2024年の大統領選への立候補を表明した。民主党にとってトランプ氏の出馬は、大統領選の勝敗だけを考えれば好材料とみられる。20年の大統領選で現職のジョー・バイデン氏(79)が勝利し、中間選挙でも、大統領選の鍵となる「スイング・ステート(揺れる州)」で民主党候補はトランプ派の候補を相手に優勢だった。ただ、トランプ氏が社会の対立をあおる動きも予想され、「分断の解消」を目指すバイデン政権にとっては懸念材料でもある。
「トランプは米国を失望させた」。バイデン氏はトランプ氏の出馬表明直後、ツイッターにこう投稿し、「(1929年の)大恐慌以来の水準に雇用を悪化させた」「過激主義者を甘やかした」などと在任中の仕事ぶりを批判した。9日の記者会見では、「(トランプ氏が)仮に出馬しても、再び大統領になることがないようにしていく」と返り咲きを阻止する決意を示していた。
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