G20閉幕 世界経済のリスク、危機感共有 インフレや食品高騰など

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G20サミットの閉会式で首脳宣言が採択され、立ち上がって拍手する各国首脳=インドネシア・バリ島で16日、代表撮影・共同
G20サミットの閉会式で首脳宣言が採択され、立ち上がって拍手する各国首脳=インドネシア・バリ島で16日、代表撮影・共同

 16日に閉幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)はウクライナ問題が注目されたが、世界で進むインフレ(物価上昇)など経済的なリスクについても危機感を共有した。首脳宣言では「世界経済の回復や成長のためにG20の協力が必要」との認識で一致。今後はその実効性が問われる。

 そもそもG20はアジア通貨危機をきっかけに1999年に開催された財務相・中央銀行総裁会議が始まりだ。2008年に起きたリーマン・ショックに対応するため、同年から首脳が参加するサミットに格上げされた経緯がある。今回の宣言では冒頭でこの点を確認し、「我々は再び、深刻な世界経済の課題に対処するため協調することを確認した」と改めて強調した。

 サミットでは、インフレやサプライチェーン(供給網)の混乱、エネルギーと食料不安の増大、金融リスクへの対処について話し合われた。ロシアによるウクライナ侵攻が経済を混乱させ、その要因や評価について参加国の立場は分かれたものの、「世界経済が危機的状況にある」という認識で各国の意見は一致した。

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