「持続可能なシーフード」を学食へ 大学生ら奔走 レシピも考案

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国内の大学で初めて食堂でのサステナブル・シーフード導入に取り組んだTEHsのメンバー=同団体提供
国内の大学で初めて食堂でのサステナブル・シーフード導入に取り組んだTEHsのメンバー=同団体提供

 横浜市立大学は5月から、生態系を破壊せず、環境に配慮した漁業や責任ある養殖業によって生産された水産物を、学内の生協食堂で提供する取り組みを始めている。そのプロジェクトの原動力となった同大の学生たちに、取り組みを始めたいきさつや狙いを尋ねた。【明治大・奥津瑞季(キャンパる編集部)】

食べてSDGs実現に貢献を

 導入したのは、MSC(海洋管理協議会)とASC(水産養殖管理協議会)の認証水産物「サステナブル・シーフード」(略称・サスシー)。プロジェクトを立案したのは、SDGs(持続可能な開発目標)を活動テーマとする同大の学生団体「TEHs(テフズ)」だ。立案のきっかけは、メンバーの一人が2020年度に受講した環境論入門の授業で、社内食堂でサスシー利用に取り組む企業の先行事例を学んだことだったという。

 限りある水産資源を絶やさないために大学の食堂でも同じ取り組みができないか。団体内で検討を重ねた。ただ大学では前例のない取り組みであったため、メンバーは大学、大学生協、認証の管理団体など関係先に自分たちで手当たり次第に連絡。サスシー提供実現のために必要な手順や知識をゼロから習得していった。

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