不登校の14歳、夜間中学へ行く 香川・全国唯一の受け入れ校

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城之内教諭の英語の授業を受ける高瀬中学夜間学級の生徒たち=香川県三豊市の市立高瀬中学夜間学級で2022年11月7日午後6時16分、川原聖史撮影
城之内教諭の英語の授業を受ける高瀬中学夜間学級の生徒たち=香川県三豊市の市立高瀬中学夜間学級で2022年11月7日午後6時16分、川原聖史撮影

 公立夜間中学として不登校の生徒を受け入れる「不登校特例校」に全国で唯一指定されている香川県三豊市立高瀬中学校夜間学級で10月に初めて、不登校だった14歳の生徒が転入した。4月の開設から半年が過ぎ、新たなスタートを切った。

 「クラスメートはみんな優しい。自分にも話してくれる」。中川大貴さん(14)は10月から再スタートした学校生活を振り返り、笑顔を見せた。友人との仲たがいをきっかけに中学2年の夏休み前から不登校だった。家族との関係は変わりなく、父親の真治さん(53)と母親の加代さん(50)は「本人が学校に行く気になるまで待とうと考えた」という。地元でフリースクールを探したこともあったが、大貴さんは再び同年代と一緒に学ぶことに抵抗があった。

 今回の転入のきっかけは香川県に単身赴任をしていた真治さんが偶然、高瀬中夜間学級が開設されて不登校の生徒も受け入れるというニュースを見たことだった。大貴さんに合うのではないかと直感し、すぐに加代さんに連絡した。大貴さんも幅広い年代や国籍の生徒がいる夜間学級ならと次第に興味を持つようになった。スクールソーシャルワーカーらと面談をし、体験入学1カ月を経て10月19日に正式に転入。家族で香川に引っ越した…

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