オオミズナギドリは台風の目に向かって飛ぶ 10年の調査で発見

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台風の目に向かうオオミズナギドリの想像図(イラスト・きのしたちひろさん)
台風の目に向かうオオミズナギドリの想像図(イラスト・きのしたちひろさん)

 台風に襲われた海鳥「オオミズナギドリ」は台風の目に向かって飛ぶ傾向にあることを、名古屋大大学院環境学研究科の依田(よだ)憲教授(動物行動学)らの研究グループが、約10年に及ぶ野外調査から発見した。台風で陸上に吹き飛ばされないようにする戦術と考えられるという。ほとんど解明されていない野生動物の自然の猛威への対処方法を解明した研究結果として注目される。

 オオミズナギドリは体重約600グラム、羽を広げた翼開長約120センチで、日本や韓国の島で春から秋にかけて繁殖する。子育て期の8~11月、親鳥は餌探しのため巣を1日から2週間離れて時に1000キロ移動することがある。

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