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大相撲九州場所4日目は16日、福岡国際センターで行われ、平幕の熱海富士は隠岐の海をきめ出して、2勝2敗とした。
幕内最年少20歳の新入幕・熱海富士が粘りの相撲で37歳のベテラン・隠岐の海を破った。初日から2連敗後、白星を並べて勢いが出てきた。
17歳上の相手に押し込められても土俵を割らなかった。体勢を立て直して低い姿勢から攻め立て、抱え込んで土俵外へ追いやった。前日に続いて鼻血を出しながら白星をつかみ、「あまり深く考えずにいった。落ち着いていたと思う」とうなずいた。
静岡・飛龍高から新型コロナウイルス下で東京開催だった2020年11月場所で初土俵。所要12場所での新入幕は年6場所制になった1958年以降で朝青龍らと並ぶ8番目のスピード記録だ。人なつっこい笑顔を振りまく一方、取組後に思わず号泣することも。さまざまな表情を見せてファンから人気を集めている。
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