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エジプト・シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で16日、ブラジルのルラ次期大統領が演説した。「森林破壊と生態系縮小を止めるためにどんなことでもする」と訴え、ボルソナロ現政権との違いをアピール。気候変動対策を最優先とする姿勢に対し、参加者は拍手喝采で復帰を歓迎した。
元大統領で左派のルラ氏は10月の選挙で右派のボルソナロ氏に競り勝った。来年1月に就任し、12年ぶりに国を率いる。ブラジルには世界最大の熱帯雨林であるアマゾンがあり、大量の温室効果ガスを吸収する存在として温暖化問題では極めて重要だ。ボルソナロ氏は農場主や大企業を優遇して大規模開発を後押しし、深刻な森林破壊や環境汚染を招いてきた。
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