「サウナ140度事件」逆手にグッズ 大津の銭湯 対策整いました

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赤の半透明のプレートに「140℃」と描かれたブレスレット兼アンクレット。140個売れると制御盤の覆いの整備費用を回収できる価格設定にした=大津市馬場3の都湯で2022年11月11日午後2時25分、菅健吾撮影
赤の半透明のプレートに「140℃」と描かれたブレスレット兼アンクレット。140個売れると制御盤の覆いの整備費用を回収できる価格設定にした=大津市馬場3の都湯で2022年11月11日午後2時25分、菅健吾撮影

 サウナの温度が140度に設定された――。今年10月、何者かにサウナの室温を超高温に設定されるという前代未聞の「事件」に見舞われた、大津市馬場3の銭湯「都湯」が「140度」にちなんだオリジナルグッズの販売を始めた。作成したのはサウナ常連でもある2人のデザイナー。急きょ余儀なくされた対策工事費をまかなう狙いもあり、銭湯の番頭、原俊樹さん(38)は「こんな形で知られるのは不本意だったが、デザイナー2人の粋な計らいがうれしい」と感謝している。

 「事件」は10月14日夜に起きた。利用客にやけどなどの被害はなかったが、男湯脱衣所の天井付近の壁に付けられている制御盤が触られた形跡があった。原さんは事のいきさつをツイッターで投稿したが、「犯人捜しのためではなく、『もうやらないでおこう』と思ってほしかった。そして、その時に迷惑をかけた人たちへの謝罪の思いで投稿した」と真意を明かす。警察には相談したものの、結局被害届は出さなかった。

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