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コロナ・インフル同時流行の懸念 求められる「発想の転換」

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写真はイメージ=ゲッティ
写真はイメージ=ゲッティ

 新型コロナウイルスの感染者数が増えはじめ、季節性のインフルエンザと合わせた同時流行が懸念されている。「発熱外来」の逼迫(ひっぱく)を防ぐことはできるのか。総合診療の普及を進める「日本プライマリ・ケア連合学会」の草場鉄周理事長は「全ての人に診断をつけるという発想の転換を」と訴える。

メリハリつけた対応を

 政府は同時流行で医療体制が逼迫した場合に限り、重症化リスクが高くない発熱患者には自宅で自己検査し、必要に応じオンライン診療などを活用してもらう方針を示した。

 一方、新型コロナであろうとインフルエンザであろうと、リスクが高い人には受診を促す。危険な症状の人が医療逼迫で受診できないことがないよう、メリハリをつけた対応は必要だろう。

 同時流行時に限れば、自己検査で新型コロナが陰性であればインフルエンザが疑われる。リスクが低い人は基本的には解熱剤などを使い、元気になるまでは自宅でしっかり休む。オンライン診療を受けられればよいが、まだ十分普及していないので難しいかもしれない。

 リスクが低い人でも自宅療養の最中に状態が悪くなれば、検査の結果に関わらず必ず受診してほしい。抗原検査で陰性でも、新型コロナの場合がある。もちろん危険な状態かどうかを患者や家族自身が判断するのは大変であり、公的な相談センターや身近なかかりつけ医を活用してほしい。

 子どもはワクチン接種率が低く、大人よりも新型コロナやインフルエンザの感染が広まる可能性がある。実際、私が住む札幌市では、小中学校、高校などでの感染は急速に拡大し、学級閉鎖が日常的になっている。

 乳幼児は発熱などの症状があれば基本的に受診…

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