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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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物議醸した「輸入」から転換 カタールの強化策 サッカーW杯

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カタールの育成施設、アスパイア・アカデミー=カタール・ライヤーンで2022年11月14日、宮武祐希撮影
カタールの育成施設、アスパイア・アカデミー=カタール・ライヤーンで2022年11月14日、宮武祐希撮影

 今大会が22回目となるサッカーのワールドカップ(W杯)で、第1回大会を除けば予選突破の経験がないままの初出場はカタールが初めてとなる。開催国枠で迎える大舞台を前に、その強化は近年、大きくシフトチェンジした。

 かつては物議を醸す強化策が繰り返された。海外出身の有望選手にカタール国籍を取得させ、手っ取り早く強化を狙うものだ。移民が多く、さまざまな分野で外国人労働者に依存しているお国柄が反映されたともいえる。

 2004年にはブラジル出身の3選手にカタール国籍の取得と代表入りの契約を持ち掛けた。ドーハ開催となった06年のアジア大会では、南米やアフリカ出身の選手が活躍して初優勝を飾った。

 08年には、浦和レッズで04年にJ1得点王になったブラジル出身のFWエメルソン選手にカタール国籍を与え、10年W杯南アフリカ大会のアジア予選に出場させた。しかし、以前に20歳以下のブラジル代表歴があったために出場資格が問題に。別の国で公式大会の代表歴がある選手は一部の例外を除き、新たな国で代表になれないとの規定があり、国際サッカー連盟(FIFA)から「代表資格なし」の裁定を下される事態に発展した。

 ドーハ開催となった11年アジア・カップでは、ウルグアイ、ブラジル、ガーナなどから国籍変更した潜在能力の高い選手を起用…

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