特集

宝塚歌劇

100年を超えてなお、世代を超えて多くのファンを魅了する宝塚歌劇。関連するニュースをお届けします。

特集一覧

静止画のように美しく 宝塚星組の礼真琴が挑んだ東欧のダンス

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
宝塚歌劇星組トップスターの礼真琴。「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」のジャガー役に合わせて、青いヒョウ柄のシャツを着用してきてくれた=2022年10月18日、水津聡子撮影
宝塚歌劇星組トップスターの礼真琴。「JAGUAR BEAT-ジャガービート-」のジャガー役に合わせて、青いヒョウ柄のシャツを着用してきてくれた=2022年10月18日、水津聡子撮影

 翻る衣装、複雑なステップ――。宝塚大劇場で上演中の「ディミトリ~曙光(しょこう)に散る、紫の花~」で、星組トップスター・礼真琴が「ジョージアンダンス」に挑んでいる。「どこを切っても静止画のように美しく見せる」という東欧の伝統舞踊で、礼は「私たちにできるだろうかと、不安だった」と打ち明ける。そんな超絶技巧のダンスを、指導者も驚く身体能力で我が物にした。

 原作は並木陽の小説「斜陽の国のルスダン」。13世紀の東欧・ジョージアが舞台になっている。礼が演じるディミトリは、人質として預けられたイスラム教国「ルーム・セルジューク」の王子。ジョージア王の遺言により、思いを寄せていた王女・ルスダン(舞空瞳)と結ばれる。女王の配偶者である「王配」としてルスダンを支えるが、家臣らに良く思われず、政治にも関われない。そんな中、ジョージアは、モンゴルに侵略された亡国・ホラズムから攻め込まれる。

「耐える芝居」 愛を貫いた先に

 礼は、ディミトリの人生を「息苦しい」と表現した。好きな人と結ばれたことにより、狂っていく歯車。常に疎外される存在で、一人の仲間もおらず、愛するルスダンにすら裏切られる。…

この記事は有料記事です。

残り1647文字(全文2137文字)

【宝塚歌劇】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集