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北朝鮮は18日午前10時14分ごろ、首都・平壌の近郊から大陸間弾道ミサイル(ICBM)級ミサイル1発を東方向に発射した。日本政府が発表した。ミサイルは約69分間飛行し、同11時23分ごろ、北海道・渡島大島の西方約200キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下した模様だ。韓国軍合同参謀本部によると最高高度は約6100キロ、飛行距離は約1000キロ、速度はマッハ22程度で、日本政府は意図的に高く打ち上げる「ロフテッド軌道」だったとみている。浜田靖一防衛相は通常軌道で発射された場合、射程が1万5000キロを超える可能性があり、「米国全土が射程に含まれる」との認識を記者団に示した。
北朝鮮の弾道ミサイル発射は17日に続き2日連続で、日本のEEZ内への落下は3月24日以来で11回目。船舶や航空機などの被害情報はない。
日本政府は発射を受けて北朝鮮に抗議した。岸田文雄首相はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため滞在中のタイで、米国のハリス副大統領、韓国の韓悳洙(ハン・ドクス)首相、カナダのトルドー首相、オーストラリアのアルバニージー首相、ニュージーランドのアーダン首相と緊急会合を開催。今回のミサイル発射を「最も強い言葉で非難」し、北朝鮮の完全な非核化に向け連携を強化していくことで一致した。
岸田…
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