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日米中やロシア、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が18日、2日間の日程でタイの首都バンコクで開幕した。岸田文雄首相は初日の会議でロシアのウクライナ侵攻を非難し、新型コロナウイルス禍からの世界経済の回復の足かせになっていると訴えた。対面での開催は4年ぶり。19日も討議を続け閉幕する。焦点の首脳宣言は、意見に隔たりがあるロシアを巡って異なる主張を併記した形での採択に向けて調整を続けた。
17日に開かれたAPEC閣僚会議は、とりまとめが難航し終了後も交渉を続けていた共同声明を18日に採択した。参加国の大半がウクライナでの戦争を強く非難したとする一方、制裁などに関し異論が出たとも併記。日本政府関係者によると首脳宣言も同様の形式で調整しているという。
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