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上越新幹線は15日、開業40周年を迎えた。これに先立ちJR新潟駅(新潟市)で行われた記念セレモニーには大勢の鉄道ファンらが駆け付け、記念列車も運行された。来春には新潟―東京駅の移動時間がさらに短縮される見込みで、超特急は進化し続けていく。【内田帆ノ佳】
12日午前7時40分、新潟駅14番ホーム。白い制服姿の神田成弘駅長が「発車」の掛け声とともに右手を上げた。ファーン――。警笛音とともにE2系「なつかしのあさひ号」(10両編成)が東京方面に向けて動き出した。車両のデザインは開業当時の200系を再現した、アイボリーホワイトとグリーンのツートンカラーだ。
新潟駅から大宮駅(さいたま市)まで1車両を貸し切りで使用できる「ゆめときプロジェクト」も実施された。選ばれたのは新幹線運転士を目指す兄弟、米田諒祐(りょうすけ)ちゃん(5)と琉晟(りゅうせい)ちゃん(3)。「新幹線は全部が好き。楽しみです」と笑顔で先頭車両に乗り込み、車掌となって車内放送を体験した。
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