砥部焼窯元が国の登録有形文化財に 「旧梅野商会」の主屋と蔵

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旧梅野商会の店舗兼住宅(手前)と蔵(右奥)。「砥部むかしのくらし館」として公開している=愛媛県砥部町大南で2022年11月17日、松倉展人撮影
旧梅野商会の店舗兼住宅(手前)と蔵(右奥)。「砥部むかしのくらし館」として公開している=愛媛県砥部町大南で2022年11月17日、松倉展人撮影

 四国を代表する磁器「砥部焼」の窯元「旧梅野商会」(愛媛県砥部町大南)の主屋(店舗兼住宅)と蔵が近く国の登録有形文化財になることが決まった。砥部焼が明治から昭和初期に国内外で広く流通した歴史を伝える存在で、2021年から「砥部むかしのくらし館」として公開されている。同県歴史文化博物館の大本敬久(たかひさ)専門学芸員(民俗学)は「砥部焼を集荷する施設で、歴史を物語る。保存に加えて活用もされている点で理想例だ」と評価する。

 梅野商会は現存する最古の砥部焼窯元「梅山窯(ばいざんがま)」(1882年設立)の生産・流通・販売を行う商会で、店舗兼住宅と蔵は1905(明治38)年に建った。土蔵造り2階建ての蔵は中央部に広い吹き抜けがあり、製品を滑車で昇降させていた。

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