「誰にも言わんどって」方言を使った特殊詐欺、急増 対策も方言

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熊本県警が公開している、風邪声の熊本弁で娘を装った音声の一場面=ユーチューブより
熊本県警が公開している、風邪声の熊本弁で娘を装った音声の一場面=ユーチューブより

 「初めて話すことだけん、誰にも言わんどって」。風邪声のような熊本弁で息子や娘になりすまし、現金をだまし取る「振り込め詐欺(オレオレ詐欺)」が熊本県内で急増している。多様化する特殊詐欺の手口に、新たに加わった「方言」。ばってん、なんで方言ば使うとだろか。

 手口の一例はこうだ。

 10月初旬、熊本市内の住宅にある固定電話が鳴った。70代の女性が取ると、相手は息子と同じ名前を名乗り、「喉が痛くて腫れとる」と説明してきた。その翌日、同じ人物がガラガラ声でこう話してきた。

 「(株を買うために)友達が会社の金を横領した。(株購入時に)自分の名前を使われたけん、お金を渡さんといかん。(今日中に)お金を貸してほしい」

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