滑るごとに「覚醒」 山本草太、SPで新境地 フィギュアNHK杯
毎日新聞
2022/11/18 20:55(最終更新 11/18 22:08)
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フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦、NHK杯は18日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男子ショートプログラム(SP)があり、第3戦フランス大会2位の山本草太選手(中京大)は自己ベストを更新する96・49点で首位発進した。
強く握った拳を何度も小刻みに動かした。SPで自らの壁を越え、今季世界最高得点を記録した山本選手は「ホッとしたという気持ち」と素直に喜んだ。
「自分らしくいられるプログラム」というSP曲「イエスタデイ」に乗り、ゆったりとした滑りからは余裕すら感じられた。だが本人は「もう、必死だった」。それがいつも以上の集中力を呼んだ。
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