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大相撲九州場所6日目は18日、福岡国際センターで行われ、阿炎が琴勝峰をはたき込みで降し、1敗を守った。
阿炎がけがによる休場明けとは思えない鮮やかな動きで5歳下の若手を退け、星を伸ばした。
23歳の琴勝峰とは初顔合わせ。若さを生かした馬力のある相手を、もろ手突きで上体を起こし、右に動いて土俵にはわせた。阿炎は「自分の考えた相撲ができたので良かった。圧力をかけようと思っていたので、そのおかげで横の動きができた」。1敗を守り、八角理事長(元横綱・北勝海)も「元気がいい時に戻っている。度胸がある」と称賛した。
手足の長さを生かした突き押しを武器にする阿炎。新型コロナウイルス感染防止のガイドライン違反による3場所出場停止の期間が明け、昨年春場所で幕下で復帰すると、かつての奔放な言動は影を潜め、真摯(しんし)な態度で相撲に向き合い、番付を上げてきた。
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