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高校野球秋季大会2022

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「自分が出ます」決勝打の大阪桐蔭・岸本、西谷監督に決意表明

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【大阪桐蔭-東邦】四回表大阪桐蔭1死三塁、岸本が適時三塁打を放つ=神宮球場で2022年11月18日、前田梨里子撮影 拡大
【大阪桐蔭-東邦】四回表大阪桐蔭1死三塁、岸本が適時三塁打を放つ=神宮球場で2022年11月18日、前田梨里子撮影

 明治神宮野球大会は18日、東京・神宮球場で開幕して高校の部の1回戦があり、大会史上初の連覇を狙う大阪桐蔭(近畿・大阪)は東邦(東海・愛知)に9―1で快勝した。次戦は20日でクラーク記念国際(北海道)と対戦する。

 大阪桐蔭の8番・岸本真生三塁手(2年)が右翼フェンス直撃のすさまじい当たりを放ち、集中打の起点となった。

 追い付かれた直後の四回1死三塁、「どんな形でもいいので1点を」と気負い過ぎずに左打席に入った。フルカウントから甘く入った138キロ直球を強振し、勝ち越しの適時三塁打を放った。続く前田悠伍投手(2年)も適時二塁打を放つなど、岸本選手から怒濤(どとう)の5連打。この回、一気に5点を奪って主導権をがっちりと握った。

 試合後のインタビュー。西谷浩一監督、前田投手、岸本選手の3人が横並びとなり、記者からの質問に答えた。頻繁に取材に呼ばれる主将の前田投手と比べ、慣れない部分もあったのだろう。決勝打の手応えを聞かれた岸本選手は「たまたま当たっただけです」と小さくポツリ。続けて「能力がないので、早め早めのカウントで振っていくことを意識した」と再び小さな声だった。それを笑みを浮かべながら聞いていた西谷監督は「これが最後のインタビューやぞ。もっと(大きな声でたくさん)言っとかないと」。冗談めかしながらも、伏兵の活躍がうれしそうだった。

 岸本選手は秋の近畿大会は全4試合のうち3試合に先発出場したが、7打数1安打と振るわなかった。残りの1試合の彦根総合(滋賀)戦は、両親がスリランカ人で1年生のラマル・ギービン・ラタナヤケ選手が「4番・三塁手」で出場し、先制適時打を放つなど3安打と活躍した。どちらが正三塁手か。後輩とのし烈な争いを続けている。

 西谷監督は「(岸本選手は)一生懸命やってくれています。ラマルを使いたいなあと思ったら、しぶとく打ってくる。しぶとい」と絶賛し、岸本選手は「自分が(正三塁手として)出ます」。きっぱりと決意表明した。【大東祐紀】

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