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小部屋に隠れた田中碧が真っ暗なピッチで… サッカー日本代表

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ブラジルとの親善試合で好機を逃し、サポーターに向かって手を合わせる田中碧=国立競技場で2022年6月6日、吉田航太撮影
ブラジルとの親善試合で好機を逃し、サポーターに向かって手を合わせる田中碧=国立競技場で2022年6月6日、吉田航太撮影

 あまりの練習量の多さに「クレージーだ」「やり過ぎだ」と言われ、親しい選手ですら「(一緒に)食事に行けない」とこぼすほど。試合に出られない悔しさを味わえば、隠れてさらに練習に打ち込んだ。サッカー日本代表の中盤を支える24歳の田中碧(あお)=デュッセルドルフ=は、そうやってワールドカップ(W杯)カタール大会の切符をつかみ取った。

 「サッカーのために生きている」。所属クラブの職員で、通訳などとしてサポートする広岡太貴さん(32)は田中をそう評する。

 田中は2021年6月にJ1川崎フロンターレからドイツ2部デュッセルドルフへ移籍が決まった。直後の東京オリンピックは全6試合に先発出場し、日本の4強入りに貢献。大きな期待を受けて乗り込んだ新天地では、ストイックな姿勢で周囲を驚かした。

 広岡さんによると、クラブのドイツ人選手は練習が終わればすぐに帰り、自主練習もしない。だが、田中は練習が午前だけで終わっても、家で食事をして午後にスタジアムに戻り、黙々と筋力トレーニングなどをこなす。オフの日も体を動かす。川崎時代からの習慣だ。広岡さんは「本当にスタジアムと家を行ったり来たりする生活。ルーティンを崩すのが嫌で、外食もほとんどしない」と明かす。

 その徹底ぶりに、川崎時代のチームメートで同じくドイツでプレーする日本代表の板倉滉(こう)=ボルシアMG=は「アオと会うのは難しい。(誘うため…

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