苦境の楽天、「プラチナバンド」で起死回生なるか 実現には課題も

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11月11日にオンラインで開催した決算説明会に登壇した楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(画面のスクリーンショット)
11月11日にオンラインで開催した決算説明会に登壇した楽天グループの三木谷浩史会長兼社長(画面のスクリーンショット)

 決算での赤字幅が過去最大を更新し、不振が続く楽天グループ。主な要因は、携帯電話の楽天モバイルだ。新規参入に伴う通信網や基地局整備の負担が重く、料金が実質無料の「0円プラン」終了で顧客離れも進む。そんな楽天が獲得を目指すのが、つながりやすい携帯電話の周波数帯「プラチナバンド」。2024年の利用開始を掲げるが、起死回生につながるのか。

赤字拡大、契約減…救う鍵になるか

 11日発表の22年1~9月期決算は、最終(当期)赤字が2580億円に上り、過去最大となった前年の通期決算の赤字幅も上回った。「0円プラン」終了に伴い、9月末時点で自社回線のモバイル契約者数は今年6月末より22万減となったことも明らかになった。

 三木谷浩史会長兼社長は決算説明会で、「足元は好調」とあくまで強気の姿勢を見せた。ただ収益改善のためモバイル事業の人員を削減するという一部報道も…

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