球技場の人工芝、再利用しませんか 京都市が譲渡先募る 初試み

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人工芝を2023年度に張り替える予定の下鳥羽公園球技場=京都市提供 拡大
人工芝を2023年度に張り替える予定の下鳥羽公園球技場=京都市提供

 京都市は、劣化が進み近く張り替える予定の2球技場の人工芝について譲渡先を募集している。廃棄物を減らすためで、市としては初めての試み。担当者は「本格的な競技には向かないが、休憩や軽い運動をするスペースには再利用できる」とアピールする。募集は30日午後4時まで。

 譲渡するのは下鳥羽公園球技場(伏見区)と宝が池球技場(左京区)の計約2万平方メートル分。2011~12年度に整備され、サッカーやラグビーの試合が行われてきたが、耐用年数の10年程度が経過しており、23~24年度に張り替える。

 市によると、従来は古い人工芝は廃棄してきたが、近年問題となっている「マイクロプラスチック」の発生源と指摘されていることから無償譲渡を決めた。対象は府内の法人で、学校の中庭などへの利用を想定している。

 譲渡は、幅1・8メートル、長さ10メートルのロール状にした芝、ゴムなどでできたクッション部分のセット単位で行う。2球技場で計1100セットほどになる見込みだ。芝生を小分けにする経費などがかかる一方、処分費用が抑えられるため、担当者は「一定数以上の申し込みがあれば全体の費用は削減できる」と話す。応募や問い合わせは市民スポーツ振興室(sports@city.kyoto.lg.jp)。【添島香苗】

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