がん治療前に卵巣を凍結保存 治療後に再移植した3人が出産

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凍結保存していた卵巣組織を移植する手術の様子=聖マリアンナ医大・鈴木直主任教授提供
凍結保存していた卵巣組織を移植する手術の様子=聖マリアンナ医大・鈴木直主任教授提供

 がん患者の女性から卵巣を取り出した後、急速に冷凍して保存し、治療が一段落したら再び移植する不妊治療で30~40代の3人が出産していたことが、分かった。聖マリアンナ医大(川崎市)が手法を開発し臨床研究を進めていた。

 国内ではこの手法で、若くして月経がなくなった早発卵巣不全の女性が出産した例があるが、がん治療を受けた患者の出産が明らかになるのは初めて。

 がん患者が治療前に生殖能力を温存するための選択肢が広がり、特に月経が始まっておらず卵子を採取するのが難しい小児がん患者の重要な手段になると期待される。

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