無名のスピードスターが救世主に サッカー日本代表・伊東純也
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無名だった少年が、世界最高峰の舞台へと駆け上がった。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表、伊東純也(29)=スタッド・ランス=だ。
「あっという間だったけど、最後まで生き残れて良かったなと思うし、ここがスタートラインだと思ってやりたい」
W杯の舞台ドーハに到着し、15日に心境を語った。日本の救世主になったのは今から1年前。昨年9月に始まったW杯アジア最終予選の序盤に日本がつまずく中、11月のベトナム戦から4試合連続ゴールを挙げ、予選突破の原動力となった。
神奈川県横須賀市出身で、小学1年の時に地元の鴨居サッカークラブ(SC)でボールを蹴り始めた。父利也さんは「サッカー小僧だった。どこに行くにもボールを持って、練習も休みたくないから風邪を引いても週末までに治した」と振り返る。
今も最大の武器となっているスピードは当時から際立ち、ドリブルのうまさもあった。鴨居SC代表の原田康臣さんは、伊東がドリブルの手本を後輩に見せた時の様子をよく覚えている。他の選手が足の内側と外側を交互に使い、教科書通りにコーンの間をドリブルしたのに対し、伊東の動きは一目見ただけでは分からないほど複雑だった。
「『もう一回、やって』と言ったら『同じことはできない』と言われた。足首が柔らかく、膝や腰でもフェイントを入れるので別物になる。当時から自分の感覚でサッカーをやっていた」と懐かしむ。
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