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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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「S評価」冨安健洋に火を付けた17歳の屈辱 サッカー日本代表

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W杯開幕前の練習中に笑顔を見せる冨安健洋(左)=カタール・ドーハで2022年11月14日、宮武祐希撮影
W杯開幕前の練習中に笑顔を見せる冨安健洋(左)=カタール・ドーハで2022年11月14日、宮武祐希撮影

 フットボールの母国で味わった屈辱が、エリート街道を歩んでいた高校生の心に火を付けた。サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表DF冨安健洋(24)=アーセナル=の転機は17歳の時。日本で最高の「S」評価を受けた逸材は、苦い経験を糧に大きく伸びていく。

 「線は細かったが、身長は高く、年齢に似合わず非常に落ち着いていた。将来的に安定した守備ができるための資質がそろっていた」

 元日本代表MFでジュビロ磐田の監督や、年代別日本代表の監督やコーチを歴任してきた日本サッカー協会技術委員の内山篤さん(63)は、将来有望な14歳の選手を集めた合宿で初めて見た冨安を鮮明に記憶している。

 アビスパ福岡の育成組織に所属していた福岡市出身の冨安は、恵まれた体格とスピードを併せ持ち、既に大器の片りんを見せていた。内山さんはこの時、「将来、世界で戦っていける」という「S」評価を2人の選手だけに付けている。そろってW杯カタール大会日本代表となった冨安と堂安律(24)…

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