日本ハム新球場問題 「60フィート必要」の合理性と今後
毎日新聞
2022/11/21 05:30(最終更新 11/21 18:10)
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プロ野球日本ハムの新本拠地「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)のファウルゾーンが狭く公認野球規則の規定を満たしていない問題は、2025年開幕までに球場を改修する形で決着した。日本ハムが謝罪したように規則の確認や相談が不十分だったことなどが根本的な原因だが、今回の問題を契機にこの規則自体がどうあるべきなのか、議論の広がりを見せている。
公認野球規則では本塁からバックストップ(バックネットなど)までの距離が「60フィート(約18メートル)以上必要」と定められているが、「臨場感のある球場」をテーマに建設された新球場は約15メートルしかなかった。3日時点で工事進捗(しんちょく)率は95%を超えており、14日の12球団代表者会議で日本ハムが2023年、24年のシーズンオフを使って規則に沿うように改修する案を示して特例での使用が認められ…
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