- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

海上自衛隊は21日、新型イージス艦「まや」と「はぐろ」が米ハワイ周辺の太平洋で今月、弾道ミサイルの迎撃試験に成功したと発表した。まやは、日米共同開発の改良型迎撃ミサイル(SM3ブロック2A)を海自艦艇から初めて発射。2隻の迎撃能力が確認されたことで、海自が保有するイージス艦は8隻全てが、弾道ミサイル防衛(BMD)の任務を本格運用できる体制となった。
政府は2013年の防衛大綱でイージスを6隻から8隻に増やすと決定。まやとはぐろは増強の2隻として20年と21年に就役した。北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射に加え、中国もミサイル技術を向上し、従来の迎撃技術では困難なミサイルへの対応も迫られており、日本の迎撃体制はさらに変化していく可能性がある。
この記事は有料記事です。
残り178文字(全文503文字)