ばんえい競馬に新人騎手3人 女性は18年ぶり 12月デビューへ
毎日新聞
2022/11/21 13:19(最終更新 11/25 19:55)
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ばんえい競馬の2022年度の騎手・調教師免許試験で、騎手に3人、調教師に1人が合格した。複数の新人騎手が誕生するのは、11年ぶりとなる。18年ぶりの女性、飲食店接客業からの「アラフォー」、馬主の息子と顔ぶれもにぎやか。免許交付は12月1日付で、3人は早速、12月中のレースでデビューする予定だ。
ばんえいは、明治時代に開拓民が農耕馬の力を試したのが始まりとされ、最大で重さ1トンの鉄ソリを引いて速さを競う世界で唯一の競馬。200メートルの直線コースで2カ所の坂を越える。07年度以降、北海道帯広市が帯広競馬場で単独開催する。
22年度試験の新人騎手は、女性で新十津川町出身の今井千尋さん(22)▽帯広市出身の小野木隆幸さん(39)▽森町出身の中村太陽さん(20)――の3人。今井さんは調教師の父親の仕事を厩舎(きゅうしゃ)で手伝いながら騎手試験に挑戦した。「周囲の期待に応えられる騎手になりたい」と張り切る。ばんえい競馬の女性騎手は4人目だ。
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