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高校野球秋季大会2022

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劣勢はね返した大阪桐蔭 左腕・前田悠伍が粘る 明治神宮大会

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【仙台育英-大阪桐蔭】力投する大阪桐蔭の前田=神宮球場で2022年11月21日、三浦研吾撮影 拡大
【仙台育英-大阪桐蔭】力投する大阪桐蔭の前田=神宮球場で2022年11月21日、三浦研吾撮影

 明治神宮野球大会は21日、東京・神宮球場で高校の部の準決勝2試合があり、史上初の連覇を狙う大阪桐蔭(近畿・大阪)が今夏の甲子園で東北勢初優勝を果たした仙台育英(東北・宮城)に5―4で逆転勝ちし、2年連続で決勝に進んだ。

 絶不調だった。大阪桐蔭の左腕・前田悠伍は自己ワーストの10四死球で、自己最多161球を要して4失点完投。苦しみながらの投球だったが、終盤には相手指揮官も感嘆するほどの地力を見せて粘れるところが前田だ。

 立ち上がりは制球に苦しんだ。一回に2長短打と2死球で失点し、二回にも3四死球などで追加点を許した。「立つ時の感覚が良くなかった」。状態が悪い時の癖で体が前に突っ込み、リリースが安定せず球が高めに浮いた。

 だが、打線が六回に3点を奪って試合をひっくり返すと、七回から「しっくりきた」。試行錯誤の末に本来のフォームを取り戻すと、球数が130球に達した八回には1死から140キロ超の直球で連続三振。九回に1点差に迫られたが、最後の打者も141キロ直球で見逃し三振とした。球数がかさんでも、140キロを超える直球を投げ込める精神力とスタミナ。これには仙台育英の須江航監督も「さすが世代ナンバーワン投手」と脱帽した。

 今春センバツと今夏選手権大会の王者同士というハイレベルな一戦で、劣勢をはね返した大阪桐蔭。前田は「勝って反省できたことは良かった。一回一回を大事にして優勝したい」。思いを新たに、2年連続の頂点を懸けた一戦に挑む。【大東祐紀】

【高校野球秋季大会2022】

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