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「建築家とアッシリア皇帝」 「今」を50年前の戯曲で 上演台本と演出の生田みゆき

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 斬新でエッジの利いた舞台で注目の演出家・生田みゆき(文学座)が、2人芝居「建築家とアッシリア皇帝」(フェルナンド・アラバール作)で、上演台本と演出を手がける。1967年にパリで初演され、不条理劇とも称される。「スペイン内戦を経験した上で書かれている。コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻など現在起きている世界の状況みたいなものが、今やることですごくビビッドに伝わるんじゃないかと思う」と意気込む。田ノ口誠悟訳。

 絶海の孤島に墜落した飛行機から現れた皇帝と名乗る男(岡本健一)は、島に住む男を建築家(成河)と名付けて、教育を試みる。ぶつかり合い、引かれ合う2人は、そのうちさまざまな人物を演じ始め、衝撃的な結末へと向かっていく。

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