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「安倍氏の遺言」自民議員、財政収支目標の撤廃迫る 首相は拒否

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西田昌司氏=竹内紀臣撮影 拡大
西田昌司氏=竹内紀臣撮影

 2022年度第2次補正予算案が審議入りした22日の参院本会議の代表質問で、自民党の西田昌司参院議員が安倍晋三元首相の「遺言」と主張し、政府が掲げる国・地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)の黒字化目標を撤廃するよう岸田文雄首相に迫る場面があった。首相は「現時点で目標年度の変更が求められる状況にはない」と拒否したが、低支持率にあえぐ岸田政権への風当たりの強さを感じさせる一幕となった。

 自民党安倍派に所属する西田氏は「親安倍」議員として積極財政論を主張している。PB黒字化目標を巡っては今年6月、政府の経済財政運営の指針「骨太の方針」への書きぶりで積極財政派の安倍氏と財政規律派の首相が対立。結局、安倍氏に配慮し、骨太では目標年度に直接触れなかった。

 西田氏は代表質問で、国債発行残高が増えても財政破綻は「到底考えられない」と主張。PB黒字化目標撤廃がウクライナ問題や物価高などの「危機を突破する最善策だ。安倍元総理がご存命なら、必ず撤廃を岸田総理に要求したはずだ」とまくし立てた。

 西田氏の質問中には、岸田首相が苦笑する場面も。首相は「市場や国際社会で中長期的な財政の持続可能性への信認が失われないことが重要だ」と、財政健全化の必要性を強調した。【小田中大】

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