「違法漁業が脅威に」 米副大統領がフィリピンの島訪問、中国けん制

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フィリピン海上警備艦艇の上で演説するハリス米副大統領=フィリピン西部・パラワン島で2022年11月22日、ロイター
フィリピン海上警備艦艇の上で演説するハリス米副大統領=フィリピン西部・パラワン島で2022年11月22日、ロイター

 東南アジアを歴訪中のハリス米副大統領は22日、南シナ海に面するフィリピン西部・パラワン島を訪問した。「違法な漁業などが地域の生態系や経済の直接的な脅威となっている」と演説し、同海域で覇権的な動きを強める中国を念頭に、けん制する姿勢を示した。

 ハリス氏は、同島を訪問した米政府当局者としては最高位。演説の前に同島中部の漁村などを訪れ、村長らと面会した。約1500世帯が暮らす村では中国漁船による違法操業などの影響で漁獲量が減少し、深刻な問題となっているという。

 ハリス氏はフィリピン海上警備隊らの前で演説し、「地域の人たちは、フィリピンが管轄する水域に外国船が侵入し、違法に魚を激減させ、海の生態系を破壊するその影響を目の当たりにしてきた」と指摘。「地域の経済や生態系、人々の生活を守るために、私たちは国際法と規範を維持しなければならない」と訴えた。

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