熊本城の完全復旧52年度に 当初より15年遅れ 石垣の設計が難航

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修復工事が進む熊本城。天守閣は2021年春に修復を終えたが、石垣の修復には当初見込み以上の年月を要することになった=熊本市中央区で2022年4月5日、本社ヘリから上入来尚撮影
修復工事が進む熊本城。天守閣は2021年春に修復を終えたが、石垣の修復には当初見込み以上の年月を要することになった=熊本市中央区で2022年4月5日、本社ヘリから上入来尚撮影

 熊本市の大西一史市長は22日の記者会見で、2016年4月の地震で被災した熊本城の完全復旧が当初計画より15年遅れ、52年度になる見込みだと明らかにした。石垣の復旧設計に向けた測量や工法の検討に時間がかかることが主な理由。

 大西氏は、石垣の安定性を評価する手法から検討することになり、想定を超える期間がかかると説明。「文化的な価値を守りながら耐震性を高めるのはきわめて困難」と強調した。

 市が18年3月に策定した熊本城の復旧基本計画では37年度の復旧完了を見込んでいた。

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