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2021年10月の衆院選で公示前に自身への投票を呼び掛ける文書を不特定多数の有権者に送ったとして、公職選挙法違反(法定外文書頒布、事前運動)の罪に問われた日本維新の会の衆院議員、前川清成被告(59)=比例近畿=の被告人質問が22日、奈良地裁(澤田正彦裁判長)であった。前川議員は違法性を否定し、改めて無罪を主張した。
公選法では一般的に公示前の選挙運動は禁止されているが、公示前でも選挙はがきの宛名書きなどを依頼する文書の送り先が支持者なら、「立候補の準備行為」で合法とされる。前川議員は選挙はがきなどが入った封書を、母校・関西大の卒業生らに郵送。この行為が不特定多数への投票呼び掛けか、選挙に向けた支持者への依頼なのかが争点となっている。
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