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サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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「夢かなわないなんて言わせない」 元難民のカナダ代表がW杯へ

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カナダに移住した少年時代のデービス選手=ⒸCourtesy Davies family via UNHCR
カナダに移住した少年時代のデービス選手=ⒸCourtesy Davies family via UNHCR

 幼い頃は難民として過ごし、移住先で才能を開花させたサッカー選手がワールドカップ(W杯)カタール大会に足跡を残した。カナダ代表を36年ぶりのW杯に導いた、アルフォンソ・デービス選手(22)=バイエルン・ミュンヘン。「私と家族を歓迎し、より良い生活を送る機会を与えてくれた」と、感謝の思いを胸に大舞台のピッチに立ち、カナダに待望のW杯初ゴールをもたらした。

 ドーハのハリファ国際競技場で27日にあった1次リーグF組の第2戦、クロアチア戦。GKのクリアボールから味方が右サイドを攻め上がると、デービス選手は自陣から猛然とゴール前に駆け上がり、右クロスを頭でたたきつけた。開始2分で先制点。チームは前回準優勝の実力国に1―4で逆転負けし、1試合を残して1次リーグ敗退が決まった。それでも、初出場した1986年メキシコ大会で3戦全敗、無得点に終わったカナダにとって、新たな歴史を刻んだ。

 デービス選手の両親は、99年に始まった西アフリカ・リベリアでの第2次内戦のため、首都モンロビアを逃れた。泥沼化した内戦では89年からの第1次を含めると、2003年までの14年間…

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