太宰治が描いた水彩画見つかる 喫茶店「らんぼお」寄せ書き帳に

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
寄せ書き帳「蘭皃帖」に太宰治が描いた森谷均の肖像画=青森市荒川の青森県立図書館で2022年11月22日午前11時11分、江沢雄志撮影
寄せ書き帳「蘭皃帖」に太宰治が描いた森谷均の肖像画=青森市荒川の青森県立図書館で2022年11月22日午前11時11分、江沢雄志撮影

 作家の太宰治(1909~48年)が描いた水彩画が青森県近代文学館で22日、報道陣に公開された。東京・神保町にあった喫茶店「らんぼお」に置かれていたA5判大の寄せ書き帳「蘭皃帖(らんぼうちょう)」に描かれたもので、太宰の水彩画が確認されるのは初めて。2023年1月4日から同館で一般公開される。

 蘭皃帖は表裏合わせて48ページの冊子。太宰の他、井伏鱒二や草野心平、岡本太郎ら作家や詩人、画家ら22人が、開店当初に寄せたとみられる水彩画や文章が掲載されている。

 「らんぼお」は、「神田のバルザック」と呼ばれ数多くの文学者、芸術家と交流があった昭森社の創業者、森谷均が自らの出版社の下で開いた喫茶店。「らんぼうちょう」と題された芳名帳や寄せ書き帳は7~8冊存在するとされ、今回公開されたのはそのうちの一冊だ。青森市出身で、東京都小金井市で古書店を営む蝦名則さんが手に入れ、今年夏に同館へ寄贈した。

この記事は有料記事です。

残り182文字(全文578文字)

あわせて読みたい

ニュース特集