- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
米国の子供たちにこそ、核兵器の恐ろしさを伝えたい――。長年こう思い続けてきた被爆者の小倉桂子さん(85)=中区=が今秋渡米し、アイダホ州の小中学生たちに被爆証言をした。「原爆を落とした米国の子供たちに、いかに原爆の悲惨さを伝えるかは、私にとって長年の課題だった」。果たして、思いは伝わったのだろうか。【中村清雅】
9月12~15日、アイダホ州モスコーの州立アイダホ大が開催したシンポジウム「ヒロシマを忘れない(REMEMBERING HIROSHIMA)」に、メインゲストとして参加した。アイダホ大の日本語講師、東條梓さん(41)から約1年前に依頼を受け、実現したシンポジウムだった。
この記事は有料記事です。
残り1391文字(全文1684文字)
時系列で見る
-
「ささやかな前進」被爆体験者の医療費助成拡大 被団協の事務局長
112日前 -
「がんは原爆のせい」 被爆体験者の助成対象拡大、主張には隔たり
112日前 -
死におびえた日々 敵機の音聞き分ける訓練 講話で伝える「被爆以前」
112日前 -
2022・長崎編 死におびえた幼き日 山川剛さん(86) /長崎
113日前 -
「平和の訴え重要性増す」独外相、被爆者に手紙 NPTで証言紹介
113日前 -
2022・長崎編 「継承を」独外相から手紙 田中重光さん(82) /長崎
114日前 -
「広島との分断許してはならぬ」 長崎で被爆体験者の不条理訴え
114日前 -
2022・長崎編 広島との分断許さず 川野浩一さん(82) /長崎
115日前 -
原爆落とした国の子たちに伝える被爆 85歳、米国の旅で得た確信
121日前 -
米国の子に原爆伝えたい 被爆者・小倉桂子さんが渡米 悲惨さと許し合いの歴史、語る /広島
121日前 -
記憶の奧に封じた蚊帳越しの母の姿 77年後に初めて語る
122日前 -
イチからわかる核兵器 使われたらどうなるの?
122日前 -
「プーチン大統領、何をするかわからん」惨禍の経験者が抱く恐れ
123日前 -
イチからわかる核兵器 世界にはどれだけ保有されているの?
123日前 -
デジタル地図に浮かぶ犠牲者の顔 迫る核の脅威、無言の「警告」
124日前 -
イチからわかる核兵器 普通の爆弾とどう違うの?
124日前 -
国連原爆展が開幕 投下時の写真や被爆者の証言展示 13日まで
132日前 -
/320 「再び戦争に」安保法を問う /長崎
135日前 -
長崎の悲しみと苦しみ深く 吉本の「アップダウン」、原爆惨禍伝える「漫才劇」 来月20日 時津町 /長崎
147日前