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広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

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米国の子に原爆伝えたい 被爆者・小倉桂子さんが渡米 悲惨さと許し合いの歴史、語る /広島

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 米国の子供たちにこそ、核兵器の恐ろしさを伝えたい――。長年こう思い続けてきた被爆者の小倉桂子さん(85)=中区=が今秋渡米し、アイダホ州の小中学生たちに被爆証言をした。「原爆を落とした米国の子供たちに、いかに原爆の悲惨さを伝えるかは、私にとって長年の課題だった」。果たして、思いは伝わったのだろうか。【中村清雅】

 9月12~15日、アイダホ州モスコーの州立アイダホ大が開催したシンポジウム「ヒロシマを忘れない(REMEMBERING HIROSHIMA)」に、メインゲストとして参加した。アイダホ大の日本語講師、東條梓さん(41)から約1年前に依頼を受け、実現したシンポジウムだった。

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【広島・長崎原爆】

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