大津・三井寺で体感、「百鬼夜行抄」の世界 今市子さん作品展

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「百鬼夜行抄」の季節感あふれる扉絵などの原画が見られる=大津市園城寺町の三井寺で2022年11月10日午後2時33分、菅健吾撮影
「百鬼夜行抄」の季節感あふれる扉絵などの原画が見られる=大津市園城寺町の三井寺で2022年11月10日午後2時33分、菅健吾撮影

 「百鬼夜行抄」などで知られる漫画家・今市子さんの展覧会「今市子展~冥界への道ゆき~」が大津市園城寺町の三井寺金堂で開かれている。12月4日まで。今さんは「立ち寄ってくださった方が少しでも楽しんでいただければ」としている。

 今さんは富山県氷見市出身で1993年にデビュー。季節感を反映した繊細なタッチの絵を持ち味にホラーやファンタジー、少女漫画など多彩なジャンルを手がける。百鬼夜行抄は95年に連載開始。不思議な力を持つ主人公・飯嶋律と妖魔たちとの関わりを幻想的に描き、2006年に文化庁メディア芸術祭のマンガ部門優秀賞を受賞した。単行本の累計発行部数は570万部を超える。

 展覧会では百鬼夜行抄の原画など約60点を展示。寺院での開催のため、僧侶の登場する原画や、展覧会に合わせて書き下ろされた作品「朧夜(おぼろよ)に」も見られる。今さんは「怖いけどユーモラスで、ちょっと歩けば出会えるご近所の鬼や妖怪たち、仲良くはなれなくても折り合いをつけて生きている。そんな昔から日本人が暮らしてきた世界観を描きたかった」とのメッセージを寄せた。

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