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大相撲九州場所11日目は23日、福岡国際センターで行われ、豊昇龍が御嶽海との関脇対決を寄り切りで制し、1敗を守って単独首位に立った。
勢いの差がはっきり表れた。関脇同士とはいえ、場所を引っ張る豊昇龍が、来場所の大関復帰という大きな目標を失った御嶽海を寄せ付けなかった。
真っすぐ当たって左でまわしを引くと、一気に前に出た。相手に何もさせず、「集中して自分の相撲を取りきった」と手応え十分だった。
幕内前半で同学年の王鵬が敗れ、勝てば優勝争いの単独先頭に立つ一番。土俵下の藤島審判長(元大関・武双山)は「調子が悪いとはいえ、先場所まで大関ですから。思い切っていこうという気持ちの方が勝っていたんじゃないですかね」と重圧を感じさせず、力を発揮したと評価した。
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