岸田首相、領収書不備認める「出納責任者の確認漏れ」 21年衆院選

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岸田文雄首相

 岸田文雄首相(衆院広島1区)は24日、2021年の衆院選で広島県選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」に添付した領収書について「記載に一部、不十分な点があった。今後このようなことがないように事務所に指示を出した」と説明した。首相官邸で記者団に語った。

 文春オンラインは22日、首相が提出した選挙運動費用収支報告書に添付した領収書94枚に宛名もただし書きもなかったと報じた。この報道に関し、首相は22日、記者団に「確認中だ」と語っていた。

 首相は24日、「選挙運動に関する支出は、収支報告書に記載されている通り、適正な支出だ」と述べた。宛名などがなかった支出は「コンビニでの飲食品や文房具などさまざまなものがあった」と説明した。

 記載不備の原因は「出納責任者の確認漏れだったと聞いている」とし、不備を修正するかどうかは「選管と相談した上で適切に対応したい」と答えた。

 これに関連し、首相の事務所は24日付でコメントを発表し、「選管に領収書を提出した際にも特段空欄部分について指摘もなかったことから問題がないものと思っていた」と釈明した。

 宛名に記載がない領収書について「発行者からの依頼があれば当方で追記をすればよいとされているので適宜対応する」とした。

 「ただし書き」欄に記載がないものは98枚だったと明らかにし「領収書の発行者名等から支出の目的を把握し、選挙運動費用収支報告書本体の支出の目的にもその内容を記載している」と説明した。【源馬のぞみ】

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