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「ザクとうふ」生みの親が明かすヒットの秘訣

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相模屋食料の鳥越淳司社長=東京都港区で2022年11月16日、吉田航太撮影
相模屋食料の鳥越淳司社長=東京都港区で2022年11月16日、吉田航太撮影

 どの分野でも業界を前に進める原動力は、卓越したアイデア、発想力です。停滞していた業界がアイデア一つで一変することも珍しくありません。時代を動かすアイデアは一体、どこから生まれるのでしょうか。それが知りたくて、いま話題のアイデアマンを訪ねました。【経済部・赤間清広】

 相模屋食料(本社・前橋市)という会社をご存じだろうか。名前は知らなくても、販売している商品を見ればすぐにピンとくるはずだ。

 同社が2012年に発表して大ヒットしたのが、人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツをかたどった「ザクとうふ」。普段は豆腐を買うことが少ない30代、40代の「ガンダム世代」の男性が売り場に殺到する社会現象を巻き起こした。

 その後も勢いは止まらない。植物性原料でチーズなどの食感を再現した「BEYOND TOFU(ビヨンドとうふ)」に、電子レンジで温めるだけでスンドゥブやマーボー豆腐が簡単にできる「ひとり鍋」シリーズとヒットを連発している。

 その仕掛け人が07年に相模屋食料社長に就任した鳥越淳司さん(49)だ。

 「ヒットの秘訣(ひけつ)は何ですか?」。直球で質問すると、こんな言葉が返ってきた…

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