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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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親露アルメニアとも溝 不信感募らせ ロシア、同盟の求心力低下

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集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議に出席するロシアのプーチン大統領=アルメニアの首都エレバンで2022年11月23日、ロイター
集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議に出席するロシアのプーチン大統領=アルメニアの首都エレバンで2022年11月23日、ロイター

 ロシアがウクライナ侵攻で苦戦を続ける中、旧ソ連諸国の中でも親露的といわれるアルメニアとの溝を深めている。アルメニアは隣国アゼルバイジャンからの軍事的脅威を訴えてきたが、余力をなくしたロシアが安全保障に関与してくれていないとみなし、不信感を募らせている格好だ。

 旧ソ連6カ国で構成する軍事同盟「集団安全保障条約機構」(CSTO)は23日、アルメニアの首都エレバンで首脳会議を催した。インタファクス通信によると、アルメニアのパシニャン首相は会議で「アルメニアがCSTOに加盟しながらも、アゼルバイジャンの侵略行為を防げていないことにはめげてしまう」と発言。CSTOに加盟していないアゼルバイジャンから攻撃されているのにもかかわらず、ロシアが盟主といえる軍事同盟が支援してくれていないとの不満をあらわにした。

 アゼルバイジャンはソ連の共和国だった時代から、領内にあるナゴルノカラバフを巡り、同じくソ連の共和国だったアルメニアと衝突し、共に独立した後も紛争が続いてきた。近年はアゼルバイジャンが軍事的に優位に立っており、今年9月にもアルメニア領内に攻撃を仕掛けたとみられ、双方から200人以上の死者を出した。

 この時にアルメニアはCSTOに平和維持軍の出動を要請したが、ロシアは…

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【ウクライナ侵攻】

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