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19日に投開票されたマレーシア総選挙は「希望連盟(PH)」を率いるアンワル氏(75)の首相就任によって一応の決着を見た。アンワル氏は近く、他の政治勢力も交えた連立内閣を発足させる。選挙では、20年以上にわたり同国の首相を務め、かつてはアンワル氏と「親子同然」とされたマハティール氏(97)が落選。地元メディアは、政界で影響力を誇ったマハティール氏という「星が消えた」などと報じ、「政治の新時代」の行方に注目している。
アンワル氏は24日夜に開いた記者会見で「(自身の首相就任は)国の新しい希望の象徴でもある」と語り、新政権の発足に自信をのぞかせた。また、首相給与を受け取らないことや、汚職の撲滅など、公約を実行する決意を改めて誓った。
外交政策では、最大の貿易相手国である中国について「マレーシアの…
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