高齢の聴覚障害者、どう接する? 手話や注意点収録の冊子作製

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「香川県手話通訳問題研究会」が介護施設向けに作った聴覚障害者とのコミュニケーションについての冊子を紹介する斉藤和子さん=高松市番町の香川県庁で2022年11月22日午前10時51分、西本紗保美撮影
「香川県手話通訳問題研究会」が介護施設向けに作った聴覚障害者とのコミュニケーションについての冊子を紹介する斉藤和子さん=高松市番町の香川県庁で2022年11月22日午前10時51分、西本紗保美撮影

 介護施設で働く職員らに高齢の聴覚障害者「ろう高齢者」とのコミュニケーションについて理解を広げるため、香川県の手話通訳者の団体が冊子を作製した。手話のイラスト44点を収録し、「耳の聞こえない入所者に、少しでも安心して暮らしてもらいたい」としている。

 2020年4月に新型コロナウイルス下で始まった、県知事の記者会見などでの手話通訳を担う「香川県手話通訳問題研究会」が作製。高松市のITコンサルタント業「トスバックシステムズ」からの寄付金を活用した。01年にも病院向けの冊子(20年改訂)を発行しており、今回が第2弾。

 同研究会によると、聴覚障害者には言葉を身につける前や幼少期に聴力を失い、手話を意思疎通の主体としている「ろうあ者」や、言葉を身につけた後に耳が聞こえなくなった「中途失聴者」らがいる。ろう高齢者は介護施設の職員に「加齢で耳が遠くなった」と誤解され、コミュニケーションが取りづらい問題があるという。

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