自民王国・和歌山 国政への「椅子取りゲーム」 知事選でゴング
毎日新聞
2022/11/27 20:06(最終更新 11/27 23:26)
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保守王国・和歌山に16年ぶりに誕生する新知事に27日、野党出身で無所属新人の元衆院議員、岸本周平氏(66)=自民、立憲民主、国民民主推薦=の就任が決まった。その陰で存在感を増したのが、地元選出の二階俊博・自民党元幹事長だ。来春には衆院和歌山1区補欠選挙の実施が見込まれるほか、次期衆院選では和歌山県内小選挙区の定数1減が決まっている。知事選をゴングに、国政の議席を巡る自民県連内の“椅子取りゲーム”が始まった。
世耕氏が仕掛け、二階氏がKO勝ち?
自民県連は9月3日、県議らを中心とする主戦論を受け、世耕弘成会長代行(党参院幹事長)の主導で和歌山市出身の総務官僚を擁立する方針を決定。県連会長の二階氏も異論を唱え…
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