野党・国民党が優勢か、対中融和路線掲げ 台湾の統一地方選投票

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
統一地方選で1票を投じる台湾の蔡英文総統=台北市で2022年11月26日、代表撮影・AP
統一地方選で1票を投じる台湾の蔡英文総統=台北市で2022年11月26日、代表撮影・AP

 台湾の統一地方選が26日、投開票された。焦点は21県市の首長選。蔡英文総統率いる与党・民進党は各地で苦戦を強いられており、台湾メディアは開票速報で、対中融和路線を取る最大野党・国民党が台北など半数以上の選挙区で優位だと報じている。民進党が敗れれば蔡氏の求心力低下は必至だ。

 蔡氏は26日、北部・新北市で投票後、記者団に「台湾の未来を決めるため皆さんに投票してほしい」と呼びかけた。国民党の朱立倫主席は同日、北部・桃園市で投票後に「民主主義の精神を発揮してほしい」と述べた。投票は台湾時間午後4時(日本時間同5時)に終わり、即日開票された。

 国民党は全21首長選に、民進党は金門県を除く20の首長選に候補者を擁立した。中でも重要な6直轄市について、台湾メディアは開票速報で、国民党候補が台北、新北、桃園、台中の4市で優勢だと報じている。台北では蔣介石のひ孫で元立法委員(国会議員)の国民党新人、蔣万安氏(43)が前衛生福利部長(衛生相)の民進党新人、陳時中氏(69)をリード。一方、南部の高雄、台南では民進党現職が優位に立つ。

この記事は有料記事です。

残り811文字(全文1274文字)

あわせて読みたい

ニュース特集