札幌圏が大雪対策を強化 幹線道渋滞で昨冬混乱、排雪を前倒し

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吹雪の中、新千歳空港までのバスを待つ乗客。行列はビルを囲う形で200メートル以上に及んだ=札幌市中央区のJR札幌駅前で2022年2月23日、田中龍士撮影
吹雪の中、新千歳空港までのバスを待つ乗客。行列はビルを囲う形で200メートル以上に及んだ=札幌市中央区のJR札幌駅前で2022年2月23日、田中龍士撮影

 除排雪が追いつかず、交通機関がまひ状態となり、市民生活に大きな影響を及ぼした昨冬の記録的大雪。本格的な積雪シーズンを控え、関係機関が札幌圏で除雪などの対策強化に乗り出す。札幌市は幹線道路の排雪を前倒し実施し、雪を捨てる堆積(たいせき)場を増設するほか、空港運営会社はJR運休時に新千歳空港からの代替バスを運行する予定で、昨シーズンの教訓を対策に生かしたい考えだ。

 札幌市によると、2021年度の累計降雪量は474センチと平年並みだったが、1~2月だけでみると全体の約7割の323センチに達し、この10年で最も累計降雪量が多かった12年度の1~2月(293センチ)を30センチ上回った。市内では雪が断続的に降ったことで除排雪作業が追いつかず、幹線道路での着手が遅れたり、堆積場が満杯になったりするなど市民生活に混乱が生じた。

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